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カテゴリ:気管支喘息
「どうして亀クリに?」
「大震災から避難してきたんです」 「喘息の薬が処方されてますね」 「カゼって言われてます」 「ミミハナノド赤いですね」 「杉花粉陽性なんです」 「熱も出せない冷え症ですね」 東日本大震災から逃れてきたY浜在住の45才の女性。カゼが2ヵ月治らないとのことでしたが、フルタイド吸入とホクナリンテープが処方してありましたので「喘息の説明はされましたか?」「カゼって言われてます」2ヵ月間もカゼが続くわけはありません。 鼓膜発赤と鼻粘膜腫脹充血と咽頭発赤を認めましたので(SpO2:96%・36.5℃)、感染に伴う冷え症の咳喘息であることを説明して、メプチン+インタール吸入をさせていただきました。 咳嗽↓、呼吸音↑、でしたので(やっぱり喘息)、ジスロマック+エピナジオン+シングレア+ホクナリンテープ+麦門冬湯+補中益気湯を処方したら、一晩で症状は改善してしまいました。 浜のDr.(説明なし) vs 山奥の毒多ぁ(冷え+汚染の説明30分)は、山奥の無医村の勝ち。でした。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月13日 21時05分33秒
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