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毒多ぁ亀山の小児科日誌

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2011年04月08日
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「海老を食べたら蕁麻疹が出ました」
「溶連菌迅速検査(+)です」
「フロモックス内服してもあまり良くなりません」
「イムノカードマイコプラズマ抗体(+)です」
「ジスロマック内服したら消えました」
 昨日海老を食べたら全身が真っ赤になった5才の男の子「海老を食べたのは初めてですか?」「いつもは大丈夫です」。
 鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので検査をさせていただいたら、溶連菌迅速検査(+)でしたので、フロモックスを内服してもらったら、蕁麻疹は半減しました。
 イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でしたので、電話したら「まだ消えません」ジスロマックを内服してもらったらやっと蕁麻疹は消えました。
 アレルギー検査では、IgE:35、ダニ2(1.52)、卵白2(1.38)、HD2(1.18)、ミルク1(0.58)、エビ≦0.34、でした。
 毎日のように蕁麻疹が来ますが、蕁麻疹が食べ物で出ることは、ほとんどありません。たいていの場合は感染症(病原体がアレルゲン)です。
 食べ物の場合にははすぐわかります「生まれて初めて食べた」「いつも1個なのに100個食べた」「昨夜の○○が腐ってた」。すぐにわかります。
 環境アレルゲンの場合にもすぐにわかります「隣の田んぼで農薬をまいた」「昨夜ベープマットを使った」「ファブリーズをシュッとやったらボコボコになった」「洗剤を変えた」「化粧品を変えた」「犬に触れた」。あれが原因だ!ってすぐにわかります。
 思い当たるものがなければ感染症(病原体がアレルゲン)です。
 溶連菌とマイコプラズマとブドウ球菌は菌毒素を出します。菌毒素(溶連菌はExotoxin、マイコプラズマはMycoplasma arthritidis derived mitogen、ブドウ球菌はEnterotoxin)は強力なスーパー抗原となってTリンパ球を破壊し、サイトカインをまきちらし(アレルギー体質の児は)死ぬほど苦しくなります。
 溶連菌もマイコプラズマもブドウ球菌も普通の人にはただの風邪です。ところが、アレルギー体質の児にとっては恐ろしい毒病原体(すべての強力なアレルゲンを超えるスーパー抗原)なのです。恐い恐い。





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最終更新日  2011年05月02日 14時47分10秒
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