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カテゴリ:心・ストレス
「ひどい目に逢っちゃった」
「久しぶりですね」 「東京で入院してたんです」 「乾癬すっかり消えましたね」 「事故で骨折したんです」 9年前から全身に尋常性乾癬(皮膚の難病)が出現し、3年前からビオチンとビオスリーを内服している60才の女性。何を試してもよくなりませんでしたが・・・ しばらく来ないなと思ったら、2ヵ月ぶりに、すっかり皮膚がきれいになって外来に現れました。 3月11日に首都高をバスで走行中に大震災に遭遇して四肢骨折し、そのまま1ヵ月以上東京で入院していたそうです。 入院している間に、あらあら不思議、何もしていないのに、皮膚がどんどんきれいになってしまいました。 日常の診療でも、高熱の後に皮膚がきれいになったとか、激しい下痢の後に治ったとか、よくありますが、研修医の時には、急性白血病で通院中の女の子が(1年ぶりに来たら)無治療ですっかり治っていた(父が刑務所に入ってこれなかった)ということがありました。 ペットが身代わりに事故にあってくれた、みたいなものでしょうか?。よくわからないことが時々あります。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月09日 19時41分28秒
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