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カテゴリ:マイコプラズマ
「なんとかしてください!」
「マイコプラズマ(+)です」 「なんなんですか?」 「塗っても治りませんよ」 「どうにかしてください!!」 「点滴しても良いですか?」 「何でもしてください!!!」 頭~顔~上半身が真っ赤に焼けただれている、A県N市の、23才の女性。 なぜか亀クリに来ましたので、訊ねたら、乳児期からアトピーがあり、昨秋から熱傷状態がどんどん悪化して、何の説明もなく、3月に血液検査をしたら、IgEが3000くらいなのに、何の説明もなく、薬も変わらないので、母から「帰ってきなさいよ」と言われて、月末に帰高する予定とのことです。 頭~顔~首~胸が赤く焼けただれ、鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、血液検査をしたら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、IgE:7764、杉6(837.0)、ピティロスポリウム5(89.4)、マラセチア5(87.4)、イネ科5(62.2)、ヒノキ4(44.4)、カビ4(41.4)、ダニ4(18.1)、HD3(16.3)、雑草3(11.9)、ビール酵母2(1.72)、トリコフィトン2(0.84)、黄色ブドウ球菌1(0.37)、TARC:1356、でした。 症状は、MINO+デカドロン点滴+AZM内服→CAM+桂枝茯苓丸+桃核承気湯内服+時々強ミノC+デカドロン注でどんどん良くなって来てます。 軟膏は抗生剤やら抗真菌剤をいろいろお試し中ですが、やっぱりマイコプラズマには軟膏よりも内服や点滴のほうが効果的です。恐い恐い お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月16日 20時14分56秒
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