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カテゴリ:マイコプラズマ
「左腕のブツブツが良くならないんです」
「病名はなんて言われてますか?」 「そのうちだんだん治るって」 「リンデロン塗ってますね」 「黒ずんできたんです」 「マイコプラズマ(+)です」 1年前から左肘・前腕から手背・中指にかけて発赤ブツブツが出ている45才の女性。近医でリンデロンを塗っても良くならないと受診しました。 左正中神経の走行に沿って「線状苔癬」を認めましたが、ステロイドの塗りすぎで色素沈着を認めました(カビっぽい)。 1年間もステロイド漫然塗布の、病名を聞いたら「そのうちだんだん治る」だったそうです。 鼓膜発赤および鼻粘膜の腫脹充血と眼下部に肝斑、右頬部に座瘡(面疔)を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:37、杉2(3.31)、マラセチア・イネ科・カビ・HD・ピティロスポリウム・トリコフィトン・黄色ブドウ球菌≦0.34 腹証では冷えのぼせ・気うつ・於血・と思われましたので、ジスロマック+シナール+ハイチオール+桃核承気湯+ラベンダーで、皮膚症状はどんどん改善しております。 更年期+変な症状はやっぱりマイコプラズマでした。 マイコプラズマのスーパー抗原。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月23日 01時13分48秒
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