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カテゴリ:マイコプラズマ
「熱中症が治りません」
「マイコプラズマ(+)です」 「他の検査はしなくていいです」 3日前に40℃の発熱があって、救外で1000cc点滴しても良くならず。近医を受診した29才の男性。 近医で夏カゼと言われて内服薬を貰っても、腹痛・下痢・全身倦怠が治まらずに受診しました。 鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認め、ぐったりして、尿検査でケトン(±)、比重≧1030でしたので・・・ 鼻炎+扁桃炎+中耳炎+脱水なので「点滴しても良いですか」「してください」T1:200+MINO点滴をさせていただきました。 勝手に採血して検査したら「マイコプラズマ(+)です」「検査は他の病院で全部して異常なかったのでしなくていいです」本人の了承も得ず検査したイムノカードマイコプラズマ抗体(+)の説明をしたら嫌な顔をされましたので、残りの血液は破棄しました。 レセプト上はなにも検査してないマイコプラズマ感染症でした。恐い恐い。 そうそう、最近「熱中症が治らない」と言ってきた患者さんはみんなイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 感染症で弱ってると暑さにも耐えられないよね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月09日 01時27分21秒
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