|
カテゴリ:食物アレルギー
「どうされましたか?」
「夕食のウナギ食べさせても良いですかね?」 「他の魚大丈夫でしたよね?」 「大丈夫です」 「おそらく大丈夫です」 「食べさせてみます」 生後3ヵ月からアトピー+食物アレルギーがあって、除去食+インタール中の1才7ヵ月の男の子。 IgE:387、ミルク5(55.4)、卵白5(54.8)、犬4(31.0)、イカ3(16.1)、エビ3(12.9)、大豆3(9.86)、HD3(8.09)、小麦3(4.57)、サケ2(2.20)、米2(1.25)、アジ2(0.73)、マグロ≦0.34。 夕食の時に、新しいものを試みる時や、症状が出たりすると、すぐに電話がかかってきます。 先月も「トマト食べたら口が真っ赤になった~」電話がありました。 今日も、外来終わりに近い頃に電話がかかってきて、やり取りを聞いていたスタッフは「今日はD君ちウナギね」「土用の丑だからね」「いまどきの子供はぜいたくよね」「食べられるものが限られてるからしょうがないわね」。 うなぎは、魚?の中では、比較的、アレルギーは起こしにくいようです。10年以上前、血液検査の項目にウナギがあった頃、検査しても、非常に低く出た記憶があります。 そうそう、最近、ウナギで痒くなった児は、ウナギそのものよりも、ウナギの「たれ」で痒くなった方が多いようです。通は「白焼き」だね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月12日 08時13分49秒
コメント(0) | コメントを書く
[食物アレルギー] カテゴリの最新記事
|