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カテゴリ:医療・制度・法律
「手掌にブツブツが出てます」
「治療は?」 「皮膚科でこれは何ともないって言われました」 「鼻粘膜真っ赤に腫れてますね」 「カゼなんですか?」 「マイコプラズマ(+)です」 「ジスロマックで腹痛がひどくなりました」 「桂枝茯苓丸は?」 「ぜんぜんっ効きません」 「自力で何とか治ってね」 1ヵ月前から手のひらにブツブツが出て、皮膚科に行ったら「これは何ともない」と言われた28才の女性。 原因が知りたいと受診しました。 診た感じはウィルス性(たとえば手足口病)の小さめの発疹でしたが、鼻粘膜が真っ赤に腫れておりましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:48、杉3(12.4)、犬3(5.99)、イネ科・ブタクサ・ダニ・HD≦0.34。 ジスロマックを処方しましたが、内服で腹痛が↑↑、失敗でした。バファリンで嘔吐の既往と咳喘息の既往がありましたが、薬物は苦手のようです。 生理痛がひどく、お腹が固く、冷えのぼせ?血の体質でしたので、桂枝茯苓丸を処方しましたが「ぜんぜんっ効かない」と叱られてしまいました。 薬は嫌いのようなので「マイコプラズマは最後は自力だからね」誤魔化してしまいました。言われたとおり検査だけにしておけばよかった。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月18日 10時30分41秒
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