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カテゴリ:マイコプラズマ
「2週間前から咳がひどいんです」
「ミミハナノド赤いですね」 「昨夜から蕁麻疹が出るんです」 「マイコプラズマ(+)です」 「赤ん坊のころアトピーだったんです」 「蕁麻疹もアトピーですよ」 「検査してください」 「上昇してますね」 乳児期にアトピー性皮膚炎があって、鼻炎だけで、治っていたと思い込んでいた8才の男の子。 2週間前から咳がひどく、2日前から頭痛が強く、昨夜から全身に蕁麻疹が出るので受診しました。 鼓膜発赤良鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 蕁麻疹はアトピー(1型アレルギー)体質が皮下の血管に出るものという説明をしたら、1年半前の血液検査結果を取り出して来ました。 IgE:413、HD90.1、ダニ88.4、猫30.5、杉28.1、ヒノキ1.36、卵白0.45、オボムコイド0.38、卵黄≦0.34。 再検査したら、上がってました。 IgE:901、杉6(250.0)、ダニ6(194.0)、HD6(187.0)、猫5(56.5)、イネ科3(13.2)、シラカンバ3(11.4)、ヒノキ3(6.07)、ブタクサ2(1.26)、カビ・ヤブカ・蛾≦0.34。 いつのまにか、マイコプラズマのスーパー抗原に反応するほど、アトピー体質が悪化していたのでした。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月05日 20時53分32秒
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