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カテゴリ:マイコプラズマ
「ニキビがひどいんです」
「この前お母さんマイコだったよね?」 「1週間前から蕁麻疹が出るんです」 「マイコプラズマ(+)です」 4月から頬部にブツブツが出始めた16才の女の子。1週間前から全身に蕁麻疹が出始めたので、受診しました。 母は4~5月にマイコプラズマ感染を繰り返して、点滴した覚えがあります(母は忘れているが)。 鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:382、杉5(60.7)、ダニ4(21.3)、HD4(17.5)、ヒノキ3(7.42)、イネ科2(0.87)、雑草≦0.34、抗核抗体<40 症状(ニキビと蕁麻疹)はミノペン+デカドロン点滴とジスロマック内服で消失してしまいました。 ニキビ=アトピー、蕁麻疹=アトピー、が急に悪化したら、やっぱりマイコプラズマだよね。恐い恐い。 というよりも、母がマイコだったら当然娘にも感染るよね。 4~5月にマイコプラズマ感染症でぶっ倒れて点滴した母(IgE:356、ダニ45.2、杉45.0、HD36.5、イネ科・雑草・カビ・犬≦0.34、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)は、「家族で調子悪い人がいたら皆マイコプラズマです」という説明はすっかり忘れているようです。 マイコプラズマ = 肺炎というのが一般社会常識だからね。マイコプラズマの病原体の正式名称は「肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)」だしね。しょうがないよね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月11日 03時42分30秒
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