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カテゴリ:マイコプラズマ
「乾燥肌が急にひどくなりました」
「アトピー+カビっぽいですね」 「アトピーは治りました」 「マイコプラズマ(+)です」 生後から4才までアトピーで卵と牛乳を除去していた18才の女の子。 小学校から「乾燥肌」にステロイド軟膏を塗っておりましたが、急に悪化したので受診しました。 鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血および咽頭と舌の充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:667、ダニ6(173.0)、杉6(168.0)、HD6(162.0)、猫2(3.17)、イネ科2(2.63)、犬2(1.72)、黄色ブドウ球菌2(0.83)、マラセチア・カビ・ブタクサ・ピティロスポリウム≦0.34、抗核抗体<40 皮膚症状は、ジスロマック内服+桂枝茯苓丸+強酸性水消毒+ラベンダー軟膏で良くなってしまいました。 冬悪化するアトピーは冷え症です。空気が乾燥するから(原因)ではなく、冷えて、血のめぐりが悪くなって、皮脂の分泌が少なくなって「結果として」乾燥するのです。 水が足りないのではなく脂が足りないので、加湿は無駄です。保湿が必要です。 冬悪化する乾燥肌(冷え症)に隠れているのが、室内アレルゲンのダニHDペットと、年末年始のクリスマスケーキとフライドチキンと餅と、バレンタインのチョコ、春の花粉、などが隠れています。 今回隠れていたのは、マイコプラズマ+ダニHDでした。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月03日 02時05分07秒
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