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カテゴリ:マイコプラズマ
「うっうっうっ」
「点滴していいですか?」 「う~~~」 「マイコプラズマ(+)です」 「良くなりました」 今朝から強い腹痛と嘔吐下痢が3回ある40才の男性。腹部の所見に乏しく、鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認め、妻と長男がマイコプラズマ感染後だったので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。IgE4、WBC7000(Neutr84.5%)、CRP≦0.05。 あんなにのたうちまわっていたのに、ソリタT1:200ml+ミノペン100mg点滴したら、すたすた歩いて帰って行きました。もちろんお土産はジスロマックです。 えっ?、便検査はしなかったのかって?、家族にマイコプラズマ感染症が居て、嘔吐下痢と言ったらマイコプラズマです。 ここ3年間でも、乳児のロタウィルス腸炎と学童でカンピロバクター腸炎を点滴した以外にはいわゆる「感染性胃腸炎」で点滴した児は誰も居りません(内服でOK)。 腹部所見が乏しいのに、嘔吐下痢で点滴と言ったら、たいていはマイコプラズマです。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月21日 23時58分17秒
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