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カテゴリ:皮膚感染症・殺菌・消毒
「S医院の血液検査の説明をしてください」
「全体の数値とカビバイ菌の項目もさせてください」 「お願いします」 「マイコプラズマ(+)です」 18才から顔・首・関節部に発赤ガサガサがありステロイドとプロトピックをきちんきちんと塗っていたG市の26才の女性。 妊娠後皮膚の発赤ガサガサが悪化し、今年1月に出産したらさらに悪化し、8月頃から熱傷状態となったため、9月にS市のS医院を受診しましたが、血液検査とステロイド処方だけで、ステロイドを塗っても効かず、なんの説明もなかったので、亀クリを受診しました。 IgE??、MAST杉92.2(4)、ヒノキ7.87(2)、ペニシリウム0.73、カンジダ0.42、ヨモギ0.41、クラドスポリウム0.22、小麦0.12、牛肉0.11、ハルガヤ0.09、米0.09、エビ0.09、アルテルナリア0.08、卵白0.08、ブタクサ0.03、ピーナッツ0.03、カニ0.03、、猫0.02、コナヒョウヒダニ0.00・HD・イヌオ・オオ、オオアワガエリ・カモガヤ・ハンノキ・シラカンバ・アスペルギルス・ラテックス・ソバ・マグロ・サケ・チェダーチーズ・ミルク・鶏肉0.00、ホルマリン≦0.34、TARC:5869 全身発赤ガサガサでどう診てもカビバイ菌だらけでしたが、鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 皮膚症状は、ミノペン+デカドロン点滴+ジスロマック内服で、やや改善しておりますが・・・ IgE:59、マラセチア2(0.98)、カビ・ビール酵母・ピティロスポリウム・トリコフィトン・黄色ブドウ球菌≦0.34、TARC:12716、抗核抗体<40 もともとのアトピー体質はそれほどでもなく、ステロイド皮膚症(カビだらけ)が妊娠で(生理が止まって)悪化し、マイコプラズマ感染で一気に悪化したようです。 マイコプラズマ感染症対策+駆?血剤(桂枝茯苓丸)+殺菌消毒は、強酸性水消毒くらいではびくともせず、イソジン消毒で、やっと乾燥落屑傾向となってきました。 まだまだ、先は長そうですが、いまのところ児にADが出ていないのが、ラッキーです。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月25日 00時07分58秒
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