|
カテゴリ:漢方・東洋医学・アロマ・まこも
「漢方出してください」
「子宮の漢方処方します」 「手じゃなくて子宮?」 「桂枝茯苓丸と加味逍遙散試してください」 「効きません!」 「潤いが足りないので温経湯にします」 「効きました!」 20才過ぎから頬部発赤に2年間程度ステロイドを塗布し、その後脱ステしていた35才の女性。 妊娠したら頬の皮膚症状が消失↓、出産後から手に発赤ブツブツ↑↑、排卵日前手荒れ悪化↑、生理日前手荒れ悪化↑、生理痛(+)があって、漢方希望で受診されました。 手荒れガサガサはいかにも掌蹠角化症一部膿疱症で、腹部に臍上悸と?血を認めましたので、とりあえず「桂枝茯苓丸」と「加味逍遙散」を処方しましたが(両方とも子宮をきれいにする駆於血剤)どちらも合わないとのことでした。 足は頭の毒です。イライラする脳梗塞オヤジは水虫がひどいです。 手は子宮の毒です。手荒れの女性は子宮の調子が悪いので、手荒れの漢方は子宮の漢方が使われます。皿洗いのバイトでも男は手が荒れません。子宮が無いからね。 子宮がきれいになれば手もきれいになるという安易な考えでは(今回は)良くならないので、潤いが足りないのを目標に、少しだけ漢方医らしい薬方を処方してみました。「温経湯」を処方したら、劇的に良くなって、イライラも取れたようです。 えっ?、どうして初めから温経湯を処方しなかったのかって? 桂枝茯苓丸は3割保険で18円/日、温経湯は57円/日です。飛騨では、先ず安いのから、が鉄則です。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[漢方・東洋医学・アロマ・まこも] カテゴリの最新記事
|