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カテゴリ:鼻炎・中耳炎・気管支炎・耳鼻科
「東京に行く前に良くしてください」
「滲出性か真珠腫性中耳炎ですね」 「息子にマイコじゃないかって?」 「マイコプラズマ(+)です」 何年も前から頭痛・めまい・耳鳴・があって、何軒もかかって、やっと東京のJ大学病院にたどりついた64才の女性。脳過敏症の診断でテラナス・デパケン・リボトリール・を内服しているようです。 先日鼻炎と中耳炎のこじれたご子息が亀クリでマイコプラズマ感染症で加療し息子から「母の体調不良もそうなのではないのか」と言われたと受診しました。 鼻粘膜は腫脹・鼻腔は閉塞し、鼓膜は青みがかって、いかにも滲出性中耳炎あるいはすでに真珠腫性中耳炎の色つやでした。検査したらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でしたが、「東京に行ける体調にして欲しい」とのことでしたので、ミノペン+タチオン点滴+ジスロマック+ムコダイン+エンピナース内服とさせていただきました。 元気になって、東京に行ってきましたが・・・ IgE:85、シラカンバ3(9.63)、杉3(8.88)、イネ科2(3.26)、ヒノキ1(0.60)、雑草・カビ・ダニ・HD≦0.34。 頭痛・耳鳴・めまい・聴力低下の原因は「慢性鼻炎と中耳炎を繰り返したため」「冷え+汚染対策が必要」などと説明をさせていただきましたが、「かかりつけ耳鼻科では耳は何ともないと言われている」「J大学病院を信じている」とのことでしたので、もうお会いすることはないでしょう。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月10日 01時25分20秒
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