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カテゴリ:マイコプラズマ
「花粉の検査してください」
「花粉飛んでないですよ」 「咳が続いてるんです」 「ミミハナノド赤いですね」 「季節の変わり目に咳が出るんです」 「皮膚ガサガサしてますね」 「皮膚の治療はしなくていいです」 「ダニとホコリとカビの検査をさせてください」 「ソバと花粉だと思います」 「マイコプラズマ(+)です」 幼児期から全身アトピー性皮膚炎があってネリゾナ(very strong)を塗っている25才の女性。 そばと杉花粉のアレルギーがあるので、そばと杉以外の花粉を調べてほしい、治療はいらないとのことでした。 鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血および咽頭の発赤を認めましたので、検査したらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 季節の変わり目と言ったらダニHD、診るからにカビだらけでしたので、ご希望のソバ・夏秋の花粉以外に、ダニHDカビもお願いしました。 IgE:61、ダニ3(5.39)、HD3(4.78)、カビ2(2.72)、イネ科・ブタクサ・シラカンバ・ソバ≦0.34 治療と指導は断られましたが、何とかお願いしてジスロマックだけ処方させていただきました。 えっ?、治療と指導ってなんだって?、殺菌消毒とデトックスして、中からきれいにして、良い子宮を用意して、良い子を産む。です。小児科医だからね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月29日 10時46分05秒
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