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カテゴリ:マイコプラズマ
「ぐったりしてるんです」
「脱水強いので点滴しますね」 「昨日歯科で何もしてもらえなかったんです」 「マイコプラズマ(+)です」 12/28からA県N市の実家5軒の挨拶回りと、1/2のM県のI神宮参拝に、計7日間連れまわされた2才6ヵ月の女の子。 歯茎が真っ赤に腫れて全く飲食をしなくなったので、昨日歯科受診をしましたが、処置も処方もなかったそうです。 本日亀クリを受診しましたが、36.7℃、顔色が悪くグッタリし、皮膚ツルゴールは低下して脱水は強そうでした。 鼻粘膜と咽頭扁桃と歯肉の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。CRP0.15、WBC6860、IgE:14、食物・穀物・ダニ・HD≦0.34、尿ケトン(1+)比重≧1030潜血(2+)pH7.0蛋白(1+)ウロビリ1.0亜硝酸塩(-)WBC(±)。 症状はソリタT1:400ml+ミノペン30mg点滴+ジスロマック内服で、すぐに良くなってしまいました。 よくよく聞いたら、親戚のイトコがゲホゲホやっていたとのことでした。お年玉はマイコプラズマでした。恐い恐い。 えっ?、どうしてイトコは大丈夫でこの児は点滴だったのかって? マイコプラズマは、普通の児にとってはただのカゼです。感染るかといえば感染りますが、発病するかといえば、それは弱った児です。 ご公務でお弱りになったり、ご学友にいじめられるとK内庁病院に入院することになります。 しかし、2才半の児を年末年始に7日間も連れ回すとは!。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年02月06日 07時37分54秒
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