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カテゴリ:マイコプラズマ
「11月から急にカサカサしはじめました」
「カビっぽいね」 「カ、カビですか?」 「マイコプラズマ(+)です」 11月から体部・四肢がカサカサし始め、12月末から四肢関節部が発赤ガサガサひどくなった2才1ヵ月の女の子。 血液検査ご希望で受診しましたが、診た感じがAD+皮膚感染症、鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 症状は、ジスロマック⇒クラリス内服と保湿(ヒルドイド⇒レスタミン)程度でどんどん良くなってきました。 IgE:39、卵白2(3.49)、カビ・ダニ・HD・ミルク・コムギ・ソバ・大豆・キウィ・バナナ≦0.34 乾燥肌・冬悪化するアトピーは、冷え症です。空気の乾燥は関係ありません。 冷えて、血のめぐりが悪くなって、自分の皮脂の分泌が悪くなって、結果としてカサカサするのです。空気の乾燥は結果であって原因ではありません。水が足りないのではなく脂が足りないので、水を塗っても、加湿しても治りません。保湿が必要です。乾燥は原因ではなく結果です。原因は冷えです。 冷え症の乾燥肌に隠れているのが、室内アレルゲンのダニ、HD、ペット、カビ、年末年始のケーキ、フライドチキン、餅、黒豆、チョコ、春の花粉が隠れておりますが、今年は寒いので、乾燥肌、霜焼け、あかぎれが、例年になく重症です。 最後のダメ押しが皮膚感染症です。カビ・バイ菌・マイコプラズマが加わったらステロイドを塗っても効きません。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年02月10日 23時24分58秒
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