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カテゴリ:医療・制度・法律
「紹介状書いてください!」
「い今からですか?」 「今すぐに書いてください!!」 「すすぐに書きます」 3年前から顔~全身に発赤があり皮膚科でネリゾナを1年間塗っていた24才の女性。 2年前に亀クリを受診しましたが、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、IgE:9、カビ・ピティロスポリウム・トリコフィトン・黄色ブドウ球菌B≦0.34、抗核抗体40倍、パッチテスト:金・パラジウム・スズ(+)、水銀・クロム・コバルト(?+)。 アトピー性皮膚炎あるいは接触皮膚炎+金属アレルギー+マイコプラズマ感染症として抗生剤+抗アレルギー剤+駆?血剤などで一時小康しておりましたが・・・ 昨年末に発熱してから顔の発赤が悪化し、再びイムノカードマイコプラズマ抗体(+)、MINO+デカドロン点滴でも改善が認められず・・・ 今朝、月曜日の朝イチに受診し「紹介状を書いてください」とのご希望でしたので、すぐに紹介状をお書きしました。 決して「皮膚科で検査してもらえ」とは勧めておりませんが・・・ 総合病院皮膚科からのお返事は・・・ 診断名:成人アトピー性皮膚炎 臨床的には、上記でよいと思われます。診断基準は、日本皮膚科学会のものに従えば、特に採血などは、補助的なものであり、精査と説明されても、対応できないときがありますので、過剰な期待をされるような説明は避けていただけると、ありがたく思います。しばらく外来にて、経過見させていただきます。 部長先生信じてね。いつも患者さんには「皮膚科は塗るだけ」「検査は絶対にしません」きちんと言ってあるからね。 今回は患者さんが自分から亀クリに見切りをつけたんだよ。検査は勧めてないよ。ホントだよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年02月20日 23時58分51秒
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