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カテゴリ:マイコプラズマ
「頭と眼の裏が痛いんです」
「ミミハナノド赤いですね」 「10日後に特色化選抜なんです」 「マイコプラズマ(+)です」 10日後に受験を控えた15才の男の子。4日前から咽頭痛・鼻汁・咳嗽、2日前から頭痛・眼痛があって受診しました。36.6℃。 鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:153、ダニ4(19.1)、HD4(17.5)、杉2(1.50)、ヒノキ1(0.65)、イネ科1(0.54)、ブタクサ・ヨモギ・ハンノキ≦0.34 症状はミノペン点滴+ジスロマック内服で良くなり、何とか間に合いました。 受験を控えて免疫力が落ちて、カゼのこじれる児が受診しますが、インフルエンザとマイコプラズマと溶連菌が入り乱れて受診しますので、どれを検査しようか、大変迷います。 インフルエンザには予防接種+抗ウィルス剤。溶連菌には抗生剤。しかし、予防接種がなく抗生剤も効きにくいマイコプラズマが絡むと長引いて若干手ごわいです。特色化選抜なんて他の県にはないからね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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