|
カテゴリ:漢方・東洋医学・アロマ・まこも
「漢方処方してください!」
「まさかNHK?」 「そうです!!」 「デトックスします」 生後3ヵ月から重症アトピーで12日前に1時間食事指導したらやっと血液検査をさせてくれた生後8ヵ月の男の子。 IgE:1331、サケ5(96.3)、タラ5(83.3)、オボムコイド5(63.2)、卵黄4(20.8)、胡麻3(6.11)、バナナ2(1.11)、エビ1(0.49)、ジャガイモ1(0.44)、豚肉1(0.40)、ピーナッツ1(0.38)、トマト1(0.37) NHKのTV番組を見て「漢方処方希望」で受診しましたが、症状も数値も重症で、おそらく成人型アトピー突入は決定的ですので、駆?血剤処方としました(桂枝茯苓丸or桃核承気湯)。 アトピーは汚染です。入る毒素を減らす。出る毒素を増やす。が基本です。 乳児型アトピーは、妊娠中に母親が食べまくった胎毒(アレルゲン・汚染物質・炎症性物質)を2才までに出し終わったら終わりです。症状が下がる。数値が下がる。が目安です。 2才の時点で首から下に症状が下がり、数値の上昇が食い止められれば◎ですが、2才の時点で首から上に症状が出て、数値が上昇傾向ならば成人型突入です。 2才以降で出るアトピーは成人型です。子供のころからずーっと蓄積した毒素が、ある日突然溢れ出します。それまでの蓄積がありますので、なかなか困難です。 赤ん坊は解毒力が活発ですので、入る方を減らすこと(除去食)が必要ですが、成人型は出る方を増やすこと(デトックス)が必要です。 皮膚の毒素は、気・血・水・の血にあたります。古くて汚れた血にあたり(?血)、肝臓⇒便、子宮⇒経血でデトックスしますので、漢方では駆?血剤が有効です。 8ヵ月の乳児なのに、おばちゃんの血の道症の漢方を処方してしまいました。効いてるしね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[漢方・東洋医学・アロマ・まこも] カテゴリの最新記事
|