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カテゴリ:マイコプラズマ
「結婚式までに良くしてください」
「誰の?」 「友人の結婚式です」 「マイコプラズマ(+)です」 「点滴してください」 「ブーケトスはどうでしたか?」 「次に賭けます」 1・2才頃にアトピーがあり、2年前から顔が真っ赤にほてる24才の女性。近医でボアラとプロトピックを塗っても良くならないと昨年10月に受診しました。 鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので検査したら、もちろんイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:879、杉5(91.4)、ダニ5(81.4)、シラカンバ4(20.8)、イネ科3(8.98)、黄色ブドウ球菌2(2.57)、雑草2(1.36)、マラセチア1(0.65)、カビ・ピティロスポリウム・トリコフィトン≦0.34 顔の強い発赤は、ジスロマック+アレグラ+桃核承気湯で2ヵ月ほどで良くなってしまいましたが・・・ 3ヵ月ぶり、先週から再び顔と首顔が真っ赤に腫れ「4日後の友人の結婚式までに治してほしい」と受診しました。 今回は、鼓膜発赤は認めず、鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血は前回よりもやや改善し、顔と首に強い紅斑はあるものの、手荒れと爪白癬は消失しておりました。検査したら、やはりイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:563、犬1(0.63)、猫1(0.58)、卵白1(0.38)、ビール酵母≦0.34、抗核抗体<40 今回はミノペン+デカドロン点滴でなんとか症状を良くし・・・ 無事結婚式に出席したものの、ブーケトスゲットは今回も不成功だったようです。 訊ねたら、今年は4回も友人の結婚式に出席するチャンスがあるそうなので、ジスロマック+アレグラ+桃核承気湯でもっと美しくなって、次回こそはブーケをゲットする覚悟のようです。飛騨の田舎じゃ24才は若くないからね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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