|
カテゴリ:皮膚感染症・殺菌・消毒
「体のガサガサが真っ赤でどんどん酷くなるんです」
「カビっぽいですね」 「カカカビですか?」 「ステロイド塗ってなかった?」 「ずっと塗ってました」 「免疫抑制剤だからカビ増えますよ」 「殺菌消毒します」 「甘いもの好きじゃないよね?」 「パティシエ目指してるんです」 「甘いものはカビ増やしますよ」 「減らします」 「ストレスは?」 「調理師学校で便秘気味です」 「駆?血剤処方します」 中2~高3まで体部カサカサにステロイドを塗っていた19才の女の子。パティシエを目指して、昨年G市に転居しましたが、体部の発赤ガサガサ掻痒がどんどん悪化し、我慢できなくなり、亀クリを受診しました。 診るからに全身カビだらけで、鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:26、ピティロスポリウム2(0.83)、マラセチア・イネ科・カビ・ブタクサ・シラカンバ・杉・HD・ビール酵母・トリコフィトン・黄色ブドウ球菌≦0.34 もともとのアトピーは軽度だったのに、皮膚科でステロイド漬けにされ、お菓子の食べすぎでカビだらけになったところに、最後のダメ押しがマイコプラズマでした。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[皮膚感染症・殺菌・消毒] カテゴリの最新記事
|