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2012年03月29日
カテゴリ：予防接種
「T大受かったので検査してください」
「ウィルス抗体検査ですね」 最近は、医療系の大学に入学すると、ウィルス抗体検査を要求されます。 持参した書類には･･･ 入学試験の合格おめでとうございます。〇〇大学医学類における今後の充実した学生生活を期待しています。 さて、医学を学ぶためには、感染性の病原体や疾患にどうしても接触しなければなりません。入学された後、早速、大学病院、そのほかの医療施設で実習を行う機会が始まります。その際に、感染予防処置が不十分なままで実習を行うと、自分自身が感染する危険はもちろん、自分が患者様に感染させる危険性さえ生じてきます。 皆さんも新聞などでご存じの通り、近年日本中で各種ウィルス感染症の流行が見られています。一方、皆さんの世代では、幼少時期にワクチン接種をしていても、その効果が失われていることが稀ではありません。このような感染症の危険性を少しでも減らすために、入学前に感染症に対する免疫状態を調べ、必要があれば予防接種を終了しておくことが大切です。そこで･･･ ･･･麻疹、流行性耳下腺炎、風疹、水痘に関しては、罹患歴やワクチン接種歴ではなく、血液検査による抗体陽性の証明が必要です。抗体検査法はどのような方法でも結構です。一般的には、麻疹、水痘、流行性耳下腺炎は酵素抗体法(EIA法)、風疹では赤血球凝集抑制反応(HI法)を推奨します。免疫状態の評価基準は･･･ 麻疹(EIA)4.0以上、風疹(HI)16倍以上、水痘(EIA)4.0以上、ムンプス(EIA)4.0以上 風疹が低め以外は全部OKでしたが、鼻閉が強かったので、ついでに検査したら、ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)、IgE:132､ﾀﾞﾆ4(41.8)､HD4(37.3)､ｲﾈ科･雑草･杉≦0.34。でした。 アパートはよく掃除してね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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