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カテゴリ:医療・制度・法律
「食物アレルギーの検査してください」
「感染症だと思いますよ」 「アレルギーだと思います」 「病原体の検査もさせてくださいね?」 「アレルギーです」 「鼻水を綿棒で採るだけです」 「・・・」 1ヵ月前に熱と鼻汁・鼻閉で受診した1才5ヵ月の女の子。前回ご希望の黄耆建中湯とムコダインを1ヵ月間飲んでも症状が良くならないので、アレルギーの検査をして欲しいとのご希望です。 鼓膜発赤と鼻粘膜の強い腫脹充血および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので「感染症」の説明をしましたが、母は「食物アレルギー」との診断です。 毒多ぁの好きな鼻汁培養検査もさせていただくのを条件にアレルギー検査をしました。 母のご希望の検査は:IgE:17、ダニ・アスペルギルス・卵白・小麦・米・胡麻・大豆・豚肉・チーズ・バナナ≦0.34 毒多ぁの好きな検査は:イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、CRP0.46、WBC10460、鼻汁PISP(3+) 30分ほど説明したら、鼻炎と扁桃炎は食物アレルギーによるものではなく、耐性肺炎球菌(+もしかしたらマイコプラズマ)によるものであることを、しぶしぶ納得してくださいました。抗生剤はお嫌いなご様子です。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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