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カテゴリ:気管支喘息
「熱と咳が良くならないんです」
「胸に呼吸音入ってないですね」 「いつも大丈夫って言われてます」 「マイコプラズマ(+)です」 1才頃に喘息で入院既往のある8才の男の子。頻繁に風邪を引いても「大丈夫」と言われて血液検査などはなかったようです。 今回は、4日前から、熱38℃・激しい咳嗽が続き、近医に罹ったが「風邪」「大丈夫」と言われ、内服したが(アスベリン・ムコダイン・ペリアクチン)良くならないと受診しました。 鼻粘膜が真っ赤に腫脹充血し、38.3℃、SpO2:93%、呼吸音が減弱しておりましたので、メプチン吸入したら咳嗽・呼吸音ともに改善しましたSpO2:93%→96%。感染性の咳喘息として、検査したらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:1498、HD6(352.0)、ダニ6(316.0)、猫6(177.0)、杉4(26.4)、犬3(12.2)、イネ科3(12.1)、雑草3(9.87)、ヒノキ3(8.44)、カビ・シラカンバ≦0.34 症状はジスロマック+シングレア内服ですぐに良くなってしまいましたが、数値を診るとアトピー体質は意外に重症でした。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年05月12日 18時47分07秒
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