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カテゴリ:医療・制度・法律
「1ヵ月前から急に悪化しました」
「今年は祭りが復活しましたからね」 「何とか祭りが出来るようにしてください」 中学背の頃からアトピーでステロイドを塗っている29才の男性。1ヵ月前から全身ガサガサブツブツジクジクが悪化し皮膚科2ヵ所かかっても良くならないので亀クリを受診しました。 飛騨の山奥には、裸で夜通し呑んで暴れまわるやんちゃ祭りがありますので、具合が悪くなって、くそでっち(美しい飛騨のことばでお坊っちゃま、お嬢様はくそびんた)が、がたくさん受診します。 左鼻粘膜が真っ赤に腫れていたので、アトピー+皮膚感染症かと思い検査しましたが、イムノカードマイコプラズマ抗体(±)。 IgE:18、杉2(0.73)、マラセチア・イネ科・雑草・カビ・ダニ・HD・ヒノキ・ピティロスポリウム・黄色ブドウ球菌≦0.34 ミノペン+デカドロン点滴をしましたが、ビクともしません、アトピーではなさそうなので、祭り終了後に「アトピーではなさそうなので皮膚科に紹介状書きます」「皮膚科はかかりました」「診断名は言われてないでしょう?」「言われてません」「きちんとした皮膚科できちんとした診断名が必要です」亀クリでは無理そうなので紹介状をご用意いたしました。 もちろん前回逆鱗に触れた紹介目的の欄には「精査加療」とは書かずに「皮膚科学的診察」と書きました。 皮膚科からのお返事は「尋常性乾癬」でした。 皮膚科で良くならずに小児科に来るのはとても不思議です。皮膚科で良くならなければ皮膚科にかかってね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年05月17日 00時32分31秒
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