|
カテゴリ:医療・制度・法律
「診断書書いてください」
「何の診断書ですか?」 「リンパマッサージで悪くされたんです」 「これは感染症ですね」 「先週カゼ引いてました」 「マイコっぽいですね」 「マイコではないって言われてます」 「紅斑・・・」 「お金がかかるんですか?」 「3000円です」 「要りません」 1週間前にリンパマッサージを受けた39才の女性。 リンパマッサージを受けたら顔~体部に発赤疹が出たので「診断書」を書いてほしいとのことです。 左鼻粘膜の強い腫脹充血を認めましたので「感染に伴うものの可能性が強い」と言ったら「先週カゼをひいた」とのことでしたので、12月に受診した同様の患者さんは「マイコプラズマ感染症」だったと説明したら「マイコプラズマではない!」とのお答えでした。 手荒れも診て欲しいと言われたので「金属アレルギーによる掌蹠膿疱症または汗疱」と説明したら「アトピー体質は分かっている!」「金属アレルギーではない!」とのお答えでした。 診断書を書いていたら「紅斑・・・」電子カルテの画面を見て「お金がかかるんですか?」「亀クリは3000円です」「お金が掛かるなら要りません!」何もせずに帰ってしまいました。 感染兆候から、アレルギー体質やら、腹証やら、デトックスやら、毒多ぁの説明は、全部否定され、診断書も不必要でした。何しに来たんだろう?。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年03月02日 23時37分44秒
コメント(0) | コメントを書く
[医療・制度・法律] カテゴリの最新記事
|