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カテゴリ:アトピー
「皮膚科でステロイドは絶対に副作用がないって言われたんです」
「とりあえず検査させてください」 「市販の鎮痛剤と下剤でも痒くなるんです」 「重症AD+カビバイ菌だらけなので困難です」 「消毒でも漢方でも副作用が!」 「きちんとした皮膚科に紹介状書きます」 生後からアトピー性皮膚炎の26才の女性。20才の時に高雄病院に入院して良くなっておりましたが、日光浴をしてから再燃し、最近はステロイドを塗ってもどんどん悪くなるので亀クリを受診しました。 全身特に背部ガサガサのADで上腕と下腿は熱傷状態で、鼻粘膜の強い腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:9973、ダニ6(457.0)、杉6(196.0)、マラセチア4(43.8)、ピティロスポリウム3(16.7)、イネ科3(6.87)、トリコフィトン3(4.55)、カビ3(4.16)、黄色ブドウ球菌2(2.38)、TARC:3167、抗核抗体:160倍 とりあえず、ミノペン+デカドロン点滴+ジスロマック内服のうえ、強酸性水・イソジン消毒、抗アレルギー剤(エピナジオン・オロパタジン・アタラックスP)、駆瘀血剤(桃核承気湯)を処方しましたが、重症AD+膠原病+皮膚感染症の説明・指導をしようとしても「全部合わなくて、全部副作用で、全然眠れない」とのことでしたので、木沢病院に紹介状をご用意いたしました。 きちんと指導・説明いたしました。との御返事でした。 餅は餅屋。皮膚はやっぱり皮膚科だね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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