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カテゴリ:食物アレルギー
「ステロイド塗っても良くならないんです」
「鼻粘膜赤いですね」 「牛乳の検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 生後6ヵ月から顔・首・腕・体部に貨幣状の発赤ガサガサがあり、ステロイド(パルデス)を塗っても良くならない9ヵ月の男の子。 母は「乳製品によるアトピーではないのか」と受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:37、卵白2(1.70)、HD・犬・ミルク・小麦・ソバ・大豆・エビ・ジャガイモ・バナナ≦0.34 症状はジスロマック内服で良くなってしまいました。 家族にアレルギーが居なさそうなので、卵除去+強酸性水消毒+非ステロイド軟膏で経過観察し、3~15ヵ月後に血液検査再検査としました。 血液検査はゼロの確認です。上昇してから下げることは困難ですので、ゼロのうちに努力してプラスにしないことが大切です。 数値がゼロの人は症状を見ながら除去しますが、眼~頬は卵、耳(頭部~顎)は豆、ガサガサは穀物(とくに小麦)、貨幣状は牛乳という人も居りますので、真偽のほどはともかく、母はどこかで聞いたに違いありません。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年03月30日 23時15分01秒
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