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カテゴリ:食物アレルギー
「ジクジクが治りません」
「アトピー+トビヒですね」 「オイラックス効きません」 「卵と豆っぽいですね」 「湿疹じゃなくてアトピーなんですか?」 「妊娠中の食生活は?」 「切迫で入院してました」 「刑務所よりもひどいですね」 「毎日卵と牛乳をよけると何も残りません」 「知識のある人には拷問ですね」 昨年9月に出生し、生後1ヵ月10日から左後耳介部がジクジクでオイラックスを処方されたが3日間塗っても治らないので昨年10月24日に受診した男の子。 頬部(左>右)と左後耳介部が真っ赤と鼻粘膜が真っ赤でしたので、鼻汁培養(MSSA++)のうえ、40分間食事指導。強酸性水消毒+除去食+インタール開始としました。 食事の話をし始めたら「卵が悪いのは知っていたんですが・・・」「え?」「切迫で入院してたもので」「じゃぁどうしようもないですね」「病院食から卵と牛乳とパンを除くと何も残らなくって・・・」今皮膚炎が出ている分は、妊娠3~6ヵ月と妊娠9ヵ月に切迫で入院していた病院食の分で「今から努力した分は来年きれいになるよ」といい加減な説明をして、除去食+インタール開始としました。 あれから4ヵ月半。まあまあきれいになりましたが、血液検査をしてみました。 生後6ヵ月:IgE:64、卵白3(14.5)、ミルク2(0.90)、小麦・ピーナッツ・大豆・エビ・ジャガイモ・サケ・桃・ホウレンソウ≦0.34 ゼロの確認のはずの6ヵ月ですでに卵白(+3)は非常に危険です。次回は3~6ヵ月後に再検査としましたが、病院食(病人を作る食事)からどれだけ復活できるか!。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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