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カテゴリ:アトピー
「アトピーが悪化しました」
「ミミハナノド赤いですね」 「アトピーじゃないんですか?」 「マイコプラズマ(+)です」 「食べ物じゃないんですか?」 「カゼボロです」 生後1ヵ月からAD、1才からソバアレルギー、5才で川崎病のあった15才の男の子。 昨年末から首部に小豆大のボロ(飛騨では発疹のことをボロと呼ぶ)が出たので、近医を受診したが原因不明と言われました。 H24.11/27 IgE:203、胡麻0.42、小麦・ピーナッツ・アーモンド・カニ・エビ・牛肉・サバ・アジ・カカオ≦0.34 なぜか亀クリに来ましたが、鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:180、杉3(17.0)、ダニ3(7.57)、HD3(6.82)、イネ科2(2.65)、シラカンバ2(2.48)、ヒノキ1(0.62)、カビ・ブタクサ・ヨモギ・黄色ブドウ球菌≦0.34 妊娠中から2才までの食生活で一生の体質が決まりますので、2才までは食事指導に気合が入りますが、2才過ぎると腸の粘膜が丈夫になってだんだん食物アレルゲンには耐えられるようになり、環境アレルゲンの方が強くなってきますので、2才過ぎれば環境+感染が主な問題になります。 15才で「食物しか話題にしない患者+主治医」は初めてです。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年04月05日 23時42分47秒
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