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カテゴリ:花粉症
「耳鼻科で寒冷って言われたんです」
「確かに鼻炎は冷えと汚染です」 「祖母が花粉症なんです」 「鼻粘膜が真っ赤ですね」 「血液検査してください」 「杉(+4)犬(+3)HD(+2)です」 1週間前からクシャミ・鼻汁・眼掻痒があり、耳鼻科で「寒冷による鼻炎」と言われた9才の女の子。父の母が花粉症なので疑問に思い「血液検査希望」で受診しました。 鼻粘膜が真っ赤に腫脹充血(右>左)しておりましたので、強いアレルギー性鼻炎あるいは強い感染症および軽度扁桃炎と思われましたので、血液検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:81、杉4(26.0)、犬3(3.65)、HD2(1.12)、ダニ2(0.92)、ブタクサ1(0.68)、イネ科・カビ・シラカンバ・猫・ハムスター≦0.34 ジスロマック+アレジオン内服+ザジテン点眼で症状は良くなってしまいました。 アトピーは汚染なので汚染対策(アレルゲン・汚染物質・炎症性物質の除去)が必要ですが、鼻炎と喘息は冷え症のアレルギーなので冷えと汚染対策が必要です。 今回は冷え症の症状がなく鼻粘膜が真っ赤に充血しておりましたので明らかに汚染(アトピー+感染)でした。 アレルゲン検査が陰性で、青白くて低体温で、鼻粘膜も赤くなければ、冷え症の鼻炎が疑われますので、温める漢方を処方する場合もありますが、今回はハズレでした。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年04月14日 00時50分41秒
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