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カテゴリ:インフルエンザ
「タミフル効きません」
「鼓膜赤いですね」 「ラピアクタ点滴してください」 「中耳炎の治療が先です」 7日前から38℃が続いている1才8ヵ月の男の子。2日前に近医でインフルエンザ抗原A(+)でタミフルを内服しているが熱が下がらないと受診しました。 鼻粘膜の強い腫脹充血と鼓膜発赤を認めたので、細菌性の中耳炎合併として、メイアクトを内服したら、すぐに良くなってしまいました。 鼻汁培養では、Branhamella catarrhalis(2+)とPSSP(1+)を認めました。 インフルエンザ抗原(+)で抗ウィルス剤内服(タミフル)や吸入(イナビル)が効かないので抗ウィルス剤(ラピアクタ)を点滴して欲しいと言ってくる患者さんは、今シーズンも、全員他の病原体の混合感染でした。 ラピアクタは、田舎開業医には、必用ありません。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年04月17日 01時32分23秒
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