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カテゴリ:アトピー
「父親も検査してもらえますか?」
「いつですか?」 「今から呼び出します!」 「ダニホコリ花粉だけさせてください」 「結果は1週間後ですか?」 「食事指導もしましょうか?」 「結果が出たらお願いします」 10日前から顔と首と腹部が真っ赤になった生後2ヵ月10日の女の子。 血液検査希望で受診しましたが「父親が花粉症で鰤がダメ」とのことでしたので「生後2ヵ月ではまだ陰性」「血液検査が上昇するには6ヵ月以降」「結納の時に両親で血液検査をするのがスタートライン」と説明したら「今すぐに父親を呼びますので検査してください」とのことでした。 1時間ほど待ったら、仕事を中断した父親が来たので、両親の血液検査をしました。 母の鼻粘膜は若干鼻炎ぽく、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 母:IgE:31、イネ科・ブタクサ・シラカンバ・杉・ダニ・犬≦0.34 父は鼻粘膜が真っ赤に腫脹充血し、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 父:IgE:929、イネ科6(174.0)、杉6(164.0)、ブタクサ3(10.2)、シラカンバ3(8.79)、ダニ3(4.39)、犬≦0.34 2週間後の診療終了後に両親を呼び出して、1時間ほど食事指導をさせていただきましたが、インタールは希望されませんでした。 飛騨に来て22.5年。毎日「児の血液検査よりも両親の血液検査が先」と言っても、血液検査をする親は誰も居りませんでした。 たいていのオヤジは、トンチャン・ケイチャン・酒・煙草・宴会・祭り・町内会・密会・・・に明け暮れて「女子供のことは知らん!」というのが普通です。 子供のことをきちんと考える「知的な」両親を、飛騨では、初めて発見しました。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年04月19日 14時46分54秒
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