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カテゴリ:心・ストレス
「貧血の検査してください」
「鼻粘膜が真っ赤ですね」 「1ヵ月前からよく倒れるんです」 「家族にアレルギーは?」 「居ません!」 「家にダニHDペットは?」 「居ません!!」 「マイコプラズマ(+)です」 時々、鼻炎と扁桃炎で受診する2才10ヵ月の男の子。 1ヵ月前からよく倒れるので貧血の検査をして欲しいと受診しました。2年前に鉄剤を内服していたようです。 鼻粘膜が真っ赤。強い腫脹充血を認めましたので、アレルギー体質の家族が居るか聞いたら「居ない」そうです。ダニホコリペットを飼っているか?聞いたら「チリ一つない」そうです。 念のために検査したら、貧血はありませんでした。イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、CRP<0.05、WBC8430(Sta1.0、Seg50.0、Lym47.0、Mono2.0)、RBC489、Hb13.7、Ht40.4、MCV83 IgE:8、イネ科・ブタクサ・杉・ダニ・HD・犬・ヤブカ・小麦・ソバ・大豆≦0.10 貧血がないとわかったら、無治療で、児は倒れなくなってしまいました。 小児科の言い回しに「10才までは母(親)を治せ」って言うのもあるからね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月08日 17時57分45秒
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