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カテゴリ:動物
「猫の検査してください」
「白い猫まだ来るの?」 「ジジババが抱いて寝てるんです」 「猫除去しなかったの?」 「孫より猫が可愛いって」 「ジジババ除去ですね」 生後1ヵ月から顔に発赤ブツブツのある1才7ヵ月の男の子。 生後3ヵ月に「友人から聞いたので強酸性水が欲しい」と受診しましたので、簡単に食事指導をしたら、徐々に良くなり、生後6ヵ月に血液検査だけ希望で再診しました。 生後6ヵ月:IgE:11、卵白2(1.73)、ミルク・小麦・大豆≦0.34 数値も低く、その後、適当に除去食併用できれいになっておりましたが、生後10ヵ月に「毛の長い白い野良猫が勝手に入ってくる」ので検査して欲しいと再受診しました。 生後10ヵ月:IgE:17、卵白3(4.24)、チーズ2(1.45)、ミルク2(1.12)、猫2(1.10)、卵黄1(0.52)、ダニ・犬・小麦・胡麻・ピーナッツ・大豆・サバ≦0.34 猫は危険なので、除去する(近づけない)ように説明しましたが、その後9ヵ月受診しませんでした。 9ヵ月ぶりに受診しましたが、ADはきれいになったものの、ジジババが白い猫を家に入れて抱いて寝ており、近づくと児がゼーゼーするそうです。 1才7ヵ月:IgE:17、猫3(3.59)、HD1(0.57)、卵白1(0.40)、チーズ・ミルク・卵黄・小麦・大豆・バナナ・オボムコイド≦0.34 数値が上昇しておりましたので、猫除去またはジジババ除去をお願いしました。恐い恐い。 たいていのジジババは「孫よりも犬猫のほうが可愛い」と言います。毛のある動物は飼ったらもうおしまいです。除去は困難です。ジジババのほうが(入所先が見つかれば)除去は早いかもしれません。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月05日 11時16分51秒
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