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カテゴリ:皮膚感染症・殺菌・消毒
「アトピー+喘息+皮膚感染症です」
「吸入くらいならしてもいいです」 「検査させてください」 「検査だけならしてもいいです」 「アトピー体質強いですよ」 「治療はしなくていいです」 「MRSA(+)です」 「強酸性水消毒だけでいいです」 3年前に足趾の発赤ジクジクが治らず皮膚科2軒で「水虫」と「水虫ではない」違う診断なので亀クリを受診したことのあるK村の6才の男の子。 3年前は重症凍瘡(凍傷)+皮膚感染症(カビ・バイ菌)でしたので、アトピー検査を勧めましたが「殺菌消毒+しもやけの軟膏だけで良い」と断られました。 3年ぶりで受診しましたが、口周囲に放射状の亀裂・発赤ガサガサジクジクがひどく、診るからにSSSS(ブドウ球菌性熱傷様症候群)の初期症状でしたので、なんとかお願いして、さらにお願いして、検査を承諾してくださいました。 鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血と喘鳴SpO2:93%を認めましたので、検査したらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。鼻汁培養:MRSA(+)。 6才で初めて:IgE:3848、ダニ6(663.0)、HD6(633.0)、杉5(50.8)、猫2(2.64)、ヒノキ2(2.18)、イネ科2(1.40)、黄色ブドウ球菌2(1.05)、シラカンバ0.24、カビ0.17、ウサギ0.17 アトピー体質が強く、冷えと汚染の説明をしましたが、山奥の無医村は、寒くて汚いのが当たり前なので、治療と指導を断られました。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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