|
カテゴリ:蕁麻疹・紅斑・紫斑
「溶連菌が治らないんです!」
「ミミハナノド赤いですね」 「3軒回ったけど抗生剤が効かないんです」 「マイコプラズマ(+)です」 30代のときに「ストレス性の蕁麻疹」が治らなくて、連日静脈注射のために皮膚科通院しまくった既往のある65才の女性。 半月前から右耳カサカサ~左耳下部~眼瞼部~口唇部がボコボコに腫れ、溶連菌による蕁麻疹と診断されたものの、3軒回っても良くならないので、亀クリに来てしまいました。 鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)溶連菌迅速(-)でした。 IgE:11、イネ科・カビ・ブタクサ・シラカンバ・杉・ダニ・HD・猫・犬・ヒノキ・黄色ブドウ球菌≦0.10、抗核抗体<40 症状は、ミノペン+デカドロン点滴+ジスロマック+エピナジオン+桃核承気湯内服で良くなってしまいました。 おそらく、30代の10数回におよぶ静脈注射も「感染に伴う蕁麻疹」だったことが想像されます。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年07月13日 14時03分23秒
コメント(0) | コメントを書く
[蕁麻疹・紅斑・紫斑] カテゴリの最新記事
|