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カテゴリ:気管支喘息
「昨年春・夏・冬・3回救急搬送されました」
「ロキソニン喘息+β2刺激剤頻脈ですね」 「吸入とテープはしないでください」 「マイコプラズマ(+)です」 「サバとイワシで蕁麻疹が出るんです」 「吸入と点滴します」 「楽になりました」 ここ1年間で、別々の開業医から3回救急搬送されたことのある73才の女性。 どうやらロキソニン(あるいはボルタレン)で喘息発作を起こし、再受診したらホクナリンテープとメプチン吸入で動悸・不整脈を起こして、救急搬送というストーリーのようです。 鼓膜と咽頭発赤および鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)溶連菌迅速(-)でした。 IgE:907、杉4(45.0)、ヒノキ3(13.8)、イネ科1(0.44)、ブタクサ1(0.40)、シラカンバ0.23、HD0.19、黄色ブドウ球菌0.16、カビ0.13、ダニ0.13、サバ・アニサキス≦0.10、抗核抗体<40 冷え症の喘息+自律神経失調症の説明をして、インタール+パルミコート吸入+ミノペン+デカドロン点滴をしたら「あ~楽になった」もちろん、ジスロマック+補中益気湯を処方しました。数10錠残っている手持ちのシングレアは継続としました。 しかし、診療中タバコ臭いのには閉口しました。飛騨のオヤジは喫煙率100%ですが、駐車場で車降りて、すぐにくわえ煙草しないでね。スタッフに目撃されてるよ。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年07月15日 01時34分41秒
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