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カテゴリ:マイコプラズマ
「足底のイボイボが良くなりました」
「ダニホコリ陽性でしたね」 「弟も検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 3週間前足底に(手足口病よりも大型の)ブツブツが出来てイボガエル状態で受診した13才の女の子。鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:53、ダニ3(12.3)、HD3(10.9)、ヒノキ1(0.67)、杉0.24、マラセチア・イネ科・カビ・ブタクサ・シラカンバ・犬・ピティロスポリウム・トリコフィトン・黄色ブドウ球菌≦0.10 症状はジスロマック内服で良くなってしまいましたが、10才の弟が、鼻汁・鼻閉・咳嗽が酷く、3週間遅れて「来週の乗鞍研修までに治して欲しい」と受診しました。 鼻炎膜の強い腫脹を認め、検査したら、やはりイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:125、イネ科4(33.4)、杉3(12.7)、ヒノキ2(2.43)、ダニ1(0.66)、HD1(0.53)、ブタクサ・犬・ヤブカ・蛾・黄色ブドウ球菌≦0.34 症状は、ジスロマック内服で良くなってしまいましたが、同じ病原体にかかっても姉弟で全く症状は違います(姉皮膚炎弟鼻炎)。アレルゲンもね(姉ダニHD弟花粉)。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年07月21日 19時15分10秒
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