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カテゴリ:マイコプラズマ
「2週間前から顔と首が」
「ミミハナノド赤いですね」 「軟膏が効かないんです」 「紅斑。一部紫斑です」 「皮膚炎じゃないんですね」 「マイコプラズマ(+)です」 5/26から京都奈良に2泊3日で修学旅行に行った11才の女の子。 修学旅行中から顔と首が真っ赤になり、軟膏を塗っても良くならないので、亀クリを受診しました。 頬と首に広範囲の紅斑、一部紫斑があり、鼓膜発赤と咽頭扁桃の腫脹充血および鼻粘膜の強い腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:119、杉4(26.4)、ダニ3(13.9)、HD3(10.2)、ヒノキ3(4.32)、ブタクサ2(0.74)、イネ科・シラカンバ・犬・蛾≦0.10、抗核抗体×80倍 症状は、ミノペン+デカドロン点滴+ジスロマック+クラリチン内服で、すぐに良くなってしまいました。 母は、自分の娘にアトピー+膠原病の体質があることを知ってびっくりしておりました。マイコプラズマのスーパー抗原。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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