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カテゴリ:蕁麻疹・紅斑・紫斑
「溶連菌の抗生剤効きません」
「口唇浮腫んでますね」 「検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 1週間前に鼻汁・咳嗽・痰・背部の紅斑があり小学校から「溶連菌の検査をして来い」と言われた10才の女の子。 鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速検査(-)でした。 抗生剤(フロモックス)を内服しても改善せず、再受診しましたが、口唇浮腫(クインケ浮腫)と鼓膜発赤も認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 乳児期に卵除去の既往がありましたので、検査したら・・・ IgE:444、杉5(97.2)、ダニ4(45.5)、HD4(33.0)、ヒノキ4(21.5)、シラカンバ3(9.30)、ブタクサ3(6.73)、イネ科3(6.03)、卵白3(5.18)、蛾2(1.94)、卵黄2(1.89)、マラセチア≦0.10 症状は、ミノペン+タチオン点滴+ジスロマック+アレグラ内服で良くなってしまいました。 クインケ浮腫(口唇浮腫)は溶連菌よりもマイコプラズマの方が多いです。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年08月15日 08時16分19秒
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