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2013年07月28日
カテゴリ：心臓・循環器･心電図
「うつ病だって言われたんです」
「全部うつ病の薬ですね」 「飲んだらかえって悪くなりました」 「うつ病ならば精神科か心療内科に紹介状ですね」 「ドキドキするんです」 「心電図検査してもいいですか？」 「心臓が悪いんですか？」 「心房細動ですね」 「ジゴシンも飲んでます」 「すぐに日赤に紹介します」 不眠と動悸で近医通院中の64才の女性。うつ病の薬を出されたら却って具合が悪くなったので亀クリを受診しました。 鼻粘膜が真っ赤に腫れて、14年前にバセドウの既往がありましたので、検査したら、ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)でした。 TSH:10.4､FT3:2.6､FT4:1.0､Tcho:259､LDL153､HDL89､ZTT12.1､CRP<0.05､WBC4320 動悸と眩暈と不眠がありましたが、心電図を撮ったら心房細動でしたので、マイスリーとジゴシン以外の薬(ジェイゾロフト・ドグマチール・コンスタン・チラージン)は止めていただき、すぐに日赤循環器内科に紹介しました。 日赤からのお返事では「徐細動をしたら良くなりました」とのことでした。 しばらくは、ビタミン剤の点滴＋眠剤内服あたりで経過観察の予定です。心房細動に抗うつ剤ダブル。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2013年08月22日 01時57分35秒
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