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カテゴリ:医療・制度・法律
「大学病院で造影剤は大丈夫かって?」
「えっ?」 「犬アレルギーなので造影できないって」 「犬と造影剤は関係ありませんよ!」 「返事書いてください!」 「意味無いけど書きます」 2年前のマイコプラズマによる輪状紅斑の検査結果を1年2ヵ月後に聞きに来たことのある5才10ヵ月の男の子。 3才10ヵ月:IgE:199、ダニ4(41.1)、HD4(32.8)、犬4(18.6)、杉・卵白・ミルク・小麦・トウモロコシ・大豆・卵黄≦0.34、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 夜尿症でK病院を受診したらT大学病院に回され「膀胱尿管造影が必要だが」「犬アレルギーなので検査ができない」と言われ、紹介状持参して、1年ぶりに受診しました。 犬アレルギーで「貴院通院中だが」「造影剤は大丈夫か?」と書いてありました。 2年前の9/5と昨年の11/9の2回しか診ておりませんのでとても通院中とは言えませんが。 犬アレルギーと造影剤アレルギーは全く無関係であるとのお返事を大学病院あてにお書きしました。 血液検査はアトピー(1型アレルギー)の検査ですので、薬物過敏や化学物質過敏症とはまったく違います。 以前は造影剤や抗生剤には事前に少量を試す「テスト液」が付いておりましたが、何の意味もないことがわかって、今では「テスト液」は廃止されました。 使用してみないと分からない造影剤を「使用しても大丈夫か?」なんて、都会の大学病院から田舎開業医に問い合わせが来るとは。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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