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カテゴリ:気管支喘息
「咳が治らないんや」
「ミミハナノド赤いですね」 「何軒もかかったけど良くならないんや」 「お仕事は?」 「トマトや」 「トマトにカビいますか?」 「ハイイロカビが居る」 「カビ(+)です」 トマトハウス栽培で、ハウスに入ると咳が長引く42才の男性。病院に掛かっても良くならないので亀クリを受診しました。36.1℃、SpO2:98% 鼻粘膜の腫脹と咽頭扁桃の発赤を認め、呼吸音の減弱を認めたので、咳喘息を疑い、検査を提案したら、杉の花粉とトマトはしなくてもいいとのことでした。イムノカードマイコプラズマ抗体(-)、CRP<0.05、WBC6740 IgE:132、カビ3(6.18)、HD3(3.55)、イネ科1(0.41) 検査項目にハイイロカビはありませんが、真菌による咳喘息が疑われました。 症状は、ミノペン+デカドロン点滴+シングレア+エピナスチン+ムコサール+メジコン内服で良くなってしまいましたが、吸入は拒否されました。 結局、トマトハウスは止めて、暖かいA県に転居するもようです。飛騨は寒いからね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年11月10日 09時45分56秒
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