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2013年10月20日
カテゴリ：鼻炎･中耳炎･気管支炎･耳鼻科
「タコで吐き気が出るんです」
「ミミハナノド赤いですね」 「生卵も苦手なんです」 「上気道感染に伴う吐き気でしょう」 「食物アレルギーの検査をしてください！」 「必要ないでしょう」 「してください！！」 「マイコプラズマ(+)です」 2週間前から鼻汁･咳嗽のある6才の男の子。タコを食べると吐き気がして、乳児期から生卵がダメとのことで受診しましたが、鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃および鼓膜の軽度発赤を認めましたので、上気道感染症に伴う嘔気嘔吐で、食物アレルギーは関係ないと説明しましたが･･･ 6才1ヵ月：IgE:530､ﾀﾞﾆ･HD≧100 前医ではﾀﾞﾆHDしか検査してもらえず、どうしても、血液検査ご希望なので検査しました。ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)でした。 10ヵ月ぶり：IgE:563､ﾀﾞﾆ6(211.0)､犬0.24､ﾌﾞﾀｸｻ0.11､ｲﾈ科･卵白･ﾐﾙｸ･小麦･ｿﾊﾞ･大豆･ﾀｺ≦0.10 ジスロマック内服で1週間は調子良かったようですが、10日後に化膿性中耳炎になり、耳鼻科通院しているようです。 マイコプラズマは高率で中耳炎を起こしますので、注意が必要です。 ジスロマックは1週間で薬効が切れるからね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2013年11月10日 09時41分21秒
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