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カテゴリ:アトピー
「検査してください」
「きれいになりましたね」 「やっと検査する決心がつきました」 「卵白(+3)です」 「小麦は大丈夫だったんですね」 「マイコプラズマ(+)です」 「姉もでしょうか?」 「マイコプラズマ(+)です」 生後2ヵ月に顔首体部の発赤ガサガサがあり採血希望で来た時に「生後6ヵ月過ぎないと上昇しないので親の検査が先」と説明したら、その場で父を呼び出して血液検査した「飛騨で唯一の知的な両親」の次女。 父:IgE:929、イネ科6(174.0)、杉6(164.0)、ブタクサ3(10.20)、シラカンバ3(8.79)、ダニ3(4.39)、犬≦0.34、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 母:IgE:31:イネ科・ブタクサ・シラカンバ・杉・ダニ・犬≦0.34、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 1時間食事指導後、除去食インタールですっかりきれいになっておりましたが、生後9ヵ月でやっと血液検査に来ました。 生後9ヵ月:IgE:28、卵白3(3.51)、小麦0.32、ミルク0.20、ダニ・タラ・胡麻・ピーナッツ・大豆・豚肉・ジャガイモ≦0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 母は、マイコプラズマ(+)でびっくり。4才の姉が「5月から中耳炎を繰り返してます」とのことでしたが、3月の両親の検査時に「家族にもうつりますよ」と言ったのは全く忘れていたようです。あわてて長女も検査したら・・・ 姉:IgE:56、卵白0.16、ミルク0.12、イネ科・ブタクサ・シラカンバ・杉・ダニ・小麦・大豆・豚肉、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 姉の症状(鼻炎・扁桃炎・中耳炎)はジスロマック内服ですぐに良くなってしまいました。 飛騨に来て23年。毎日「日本人は8割アレルギーを持っていて」「生まれる児は半分アトピー」「結納の時に2人で血液検査をして」「妊娠中から気をつけようね」「2才までの食生活で一生の体質が決まる」と説明しておりますが、血液検査をする親は居りませんでした。 23年目で、初めて、この女児の両親が血液検査をしてくださったので、超強力イネ科花粉症のオヤジの娘が、小麦アレルギーにならずに済みました。 たいていの飛騨のオヤジは、トンチャンケイチャン酒煙草宴会で酔っ払って女子供を殴り「おれは関係ね~」子供のために血液検査なんて絶対にしてくれません。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年11月21日 02時19分21秒
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