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2013年11月05日
カテゴリ：リウマチ・膠原病
「線維筋痛症だと思うんですが」
「？いつ頃から？」 「年始から全身の痛みが移動するんです」 「どこも腫れてないですね」 「検査してください」 「リウマチですね」 「どうすればいいですか？」 「紹介状書きますのでどこにでも掛ってください」 「高山以外ですか？」 「高山以外です！」 5/23に「咳が1週間良くならない」「母さんが以前マイコプラズマだったから感染ったんじゃない」ジスロマック内服ですぐに良くなった46才の女性。 年始から全身の痛みが移動するので相談されました。 ネットで調べて「線維筋痛症」を疑っているようです。 診た感じなんの所見もありませんが、念のために検査したら、ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+)でした。 抗CCP抗体:1892.9､ﾘｳﾏﾄｲﾄﾞ因子定量:16､MMP-3:29.1､抗SSA/Ro抗体(-)､抗核抗体<40､IgE:60､杉4(30.5)､HD≦0.10 リウマチ検査の抗CCP抗体が異常高値でしたので「関節リウマチ」でしたが、高山市内ではリウマチ・膠原病は治療不能です。 これまで、リウマチや膠原病の検査値陽性だけで紹介状を書くとリウマチ科の無い高山市内の病院医師の逆鱗に触れました「検査値要請だけで紹介するな！」ので「病院名なし」「リウマチ科外来係先生」宛の紹介状をご用意しました。 自分で噂を聞いて、G市のリウマチ科に行ったようです。 お返事には「手指関節腫脹などは認めませんが抗CCP抗体が異常高値であることより、関節リウマチが最も考えられました。手指XPを見ますと、右尺骨頭にすでに軽いびらんがありますので、RAの進行が早いことを危惧して、明日からMTX内服を開始させていただきます」さすが都会の医療。無医村の対応とは大違いでした。 その後、痛みは全くないようです。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2013年11月29日 13時41分05秒
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