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カテゴリ:マイコプラズマ
「マイコプラズマでしょうか?」
「どうして?」 「母乳マッサージで言われたんです」 「ミミハナ赤いですね」 「検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 「長男も検査してください」 9/30から左乳房の発赤ジクジクのある30才の女性。皮膚科でキンダベートとデルマクリンを塗っても良くならず、母乳育児の助産師に「マイコプラズマでは?」と余計な事を言われて、亀クリを受診しました。 右鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 母30才:IgE:87、杉3(16.6)、HD0.14 症状は、ジスロマック内服で良くなってしまいましたが、9ヵ月の長男も検査して欲しいとのことでした。 長男は生後8ヵ月から離乳食を開始したら口周囲と首部の発赤が引かないそうです。 5日前から鼻汁・咳嗽があり、近医の内服で改善しないとのことでしたが、鼻粘膜の強い腫脹充血と軽度の鼓膜発赤および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。鼻汁培養:Branhamella catarrhalis(1+) 児9ヵ月:IgE:45、ミルク3(5.04)、卵白3(3.76)、小麦1(0.36)、ピーナッツ0.26、胡麻0.19、大豆0.12、ダニ・エビ・アジ・バナナ≦0.10 鼻炎症状は、ジスロマック+オノンで改善しましたが、食事の質問をされました。男の子なので適当に誤魔化そうと思いましたが、しぶとく聞かれましたので、後日、時間を取って1時間ほど食事指導をしました。 インタール内服は希望されませんでした。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年12月07日 01時33分05秒
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